Google AdWords(Google 広告)で検索語句データなどの複数の指標の更新頻度が向上

Google AdWords(Google広告)で検索語句データなどの複数の指標の更新頻度が向上

運用型広告レポート作成支援システム glu グルー2015年3月13日、AdWordsで検索語句レポートをはじめとして、ディスプレイの自動プレースメント、地域別の掲載結果などの実績の反映が向上したとアナウンスがありました。

参考:Jon Diorio -friends… I’m excited to announce…

参考:AdWords Search Query Data Now Available Sooner

# 裏側のエンジニアリングを考えると強烈な改善なのに、Google+ の個人のつぶやきレベルのアナウンスなのがある意味すごいです…

既に日本語のヘルプも更新されていて、日本語のアカウントでも確認が可能になっています。

参考:データの更新 – AdWords ヘルプ

data-updates-adwords
これは、特に大規模アカウントでの大型キャンペーンにとって、利用価値の高いアップデートだと思います。

これまでは、検索語句(検索クエリ)や自動プレースメント(ターゲティングに関わらず、どのドメインのどの枠に表示されたか)を確認するためには、24時間以上(実際には約30時間程度)を要していました。

裏ワザ的に、自動タグ設定を有効にした状態でAdWordsとリンクしたAnalytics側で確認する、というやり方もありましたが、Analytics以外のアクセス解析ツールや、他のツールとの兼ね合いで自動タグをオフにしている場合はこの方法が使えず、万人向けの解決策とは言えませんでした。

今回の更新で、検索語句や自動プレースメント、地域別の実績は約6時間ほどで管理画面に反映されるため、これまでよりスピーディに立ち上げ後の改善を実行することができます。また、これまで表示されなかったより小さな単位でも確認ができるようになっています。(例えば、検索語句はクリックがない場合表示回数が少ないものは「その他」にまとめられていましたが、現在は確認できるクエリが増えています)

大規模なキャンペーンであればあるほど、検索キーワードの部分一致や、ディスプレイキャンペーンのプレースメント別入札/除外設定によるコスト面での影響が大きくなりますので、迅速な対応が必要な運用者にとっては朗報だと思います!

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