IABが主要なソーシャルメディア広告を網羅したバイヤーズガイドを発表しました。
IABはこれまでもモバイル、動画、タブレットなど様々なバイヤーズガイドを発表していますが、今回はその最新版です。今やペイドメディアとしても主要な位置を占めるようになったソーシャルメディアですが、主要なプラットフォームだけでも数多くあり、それぞれに強い特色があるため、バイヤーズガイドとしてまとめられるのは非常に有用だと思います。
リンク:IAB Social Media Buyer’s Guide
なお、これまでのバイヤーズガイドは PDF としてまとめられていましたが、ソーシャルメディアはプラットフォームそのものの変化が早く、広告メニューも更新が頻繁にあるため、PDF ではなく1枚の HTML としてまとめられています。今後も定期的に更新していく模様です。
バイヤーズガイドに記載のある項目としては、
- 目的
- 広告枠
- 広告の種類
- ターゲティングの種類
- データや分析可能な項目
- 指標
- 広告クリエイティブの仕様
- 購入方法
があり、それぞれの項目に沿ってまとめられています。(一部存在しないメディアもあります)
例えば、Facebookの「ターゲティングの種類」を見ると、以下のように表にまとめられていて分かりやすいです。
2015年2月の時点では、Facebook、Foursquare、Instagram、LinkedIn、Pinterest、Tumblr、Twitter の7つが対象ですが、これが今後どのように増えていくのか、あるいは情報がどのように更新されていくのか、チェックしていきたいと思います!