AdWordsのリンク先URLの仕様変更が発表されました。大雑把に言うと、リンク先URLとトラッキングパラメータを完全に分ける、という仕様変更になります。メジャーアップデートですね!
リンク:Inside AdWords: Get faster and easier URL tracking with new Upgraded URLs
これまでサードパーティのパラメータをURL(LP)の後に付与して1つのURLとして表現していたものを、
・Final URL(ユーザーが見る最終的なURL)
・Tracking(トラッキングパラメータ)
の2つに分け、パラメータが変わっても広告が削除→新規というフローにならず、審査やデータの連続性が担保されるようになるとのこと。
変更は今週から随時適用されるようですが、最終的にすべて切り替わるのは2015年7月1日とのことです。
規模の大きいアカウントは、新仕様への移行のスケジュールを注視しつつ、自動入札ツールや広告の効果測定ツールなど、サードパーティのトラッキングURLを利用している企業は、今回のアップグレードによって現在ご使用のツールの仕様と合わなくなる可能性が高いので、すぐにアップグレードせず、各ベンダーのアナウンスに従った方が良さそうです。
今回の変更にはトラッキング用のテンプレートなども用意されています。短期的に広告アカウント側にはやや仕事が増えますが、中長期的には設定面での負荷が減り、プラットフォーム側の審査も効率化するので、非常に意味のあるアップデートだと思います!