運用型広告の専業代理店である米RKGが毎四半期にリリースしているレポート「RKG Digital Marketing Report」の最新版(2014年第四四半期版)が公開されています。
リンク:RKG Digital Marketing Report: Q4 2014 Released
このレポートはRKGが管理しているアカウントを中心に四半期ごとの指標を公開しているものですが、彼らが力を入れている AdWords の PLA(商品リスト広告)の現状をよく表わしているとして、Eコマースやショッピング向け広告関連の記事で頻繁に引用されています。
2015年1月22日(日本時間1月23日)にリリースされた最新版によると、Eコマースの売上が1年で最も伸びると言われる10-12月期においても、商品リスト広告はこれまでと引き続き力強い成長率を維持したとのことです。クリック数が前年同期比で51%増、広告費は45%増となっています。
同様のデータは、2014年10月に発表された Adobe Digital Index でも示されており、商品リスト広告の広告費は通常のリスティング広告と比較して35%ほど高い成長率を示しているようです。
商品リスト広告のオークションは加熱する一方ですが、Eコマースの事業者にとっては、ROIが見合っているからこそ投資を続けているのだと思います。
2014年4月にショッピングキャンペーンに切り替わって以降、商品リスト広告の運用はしやすくなり、広告主の裾野も拡がっていますので、引き続き商品フィードを使った広告には注目していきたいと思います!