eMarketerが2014年12月5日に発表したデータによると、アメリカのモバイル検索広告費(※)は、来年2015年には検索連動型広告費全体の50.1%までシェアを広げ、デスクトップ経由の広告費を超えるだろうと試算されています。また、引き続きモバイル広告費は力強い伸びを示し、2018年には検索連動型広告費の4分の3以上にあたる76.7%まで上昇するとのこと。
リンク:Mobile Search Will Surpass Desktop in 2015 – eMarketer
モバイルの「検索数」がデスクトップを超えているというデータはよく目にしますし、実際に運用していてもモバイルの量が既にデスクトップを超えている業界やアカウントは数多くありますが、近年ずっとモバイルのクリック単価がデスクトップと比較して相対的に低いという問題に焦点が当てられていたため、広告費もモバイルが主役になるという予測は改めて目が覚める思いです。いよいよですね。
ROIについてはまだまだデスクトップに優位性があるとeMarketerは述べていますが、モバイルに優位性のあるオフラインへの影響や、現在のモバイルシフトへの現状を鑑みると、モバイル中心に戦略を組み立てることの重要性が一層増していると考えるのが自然だと思います。
※モバイルはタブレットも含む