先日のアドワーズ入札自動化チェックリストに続き、アドワーズのベスト・プラクティスシリーズに、RLSA が加わりました。
以下の URL から PDFファイルをダウンロードできます。
リンク:
Inside AdWords: Winning the Second Chance with Remarketing Lists for Search Ads (RLSA)
PDF:
services.google.com/fh/files/misc/google-winning-the-second-chance-rlsa-best-practices.pdf
この資料は大きく分けて「設定(Set Up Smart)」「セグメント(Segment Your Prospect)」「入札(Bid For Success)」に分かれており、それぞれに詳細な説明もしくはかんたんな事例がついています。
設定(Set Up Smart):タグマネージャーを利用することによってコードの管理変更をウェブマスターからマーケターに移管し、施策の即時性を上げる有用性が説明されています。Google Tag Assistant も紹介されています。
セグメント(Segment Your Prospect):ディスプレイ向けリマーケティングと違いリストが1000以上必要なことが言及されているほか、代表的なリストである「訪問者全体」「カート放棄」「直近の購入者」について説明されています。組み合わせリストにも触れています。
また、ターゲティングである「掲載先の絞り込みと入札単価」「入札単価のみ」についても、以下のような比較表で使い分けが説明されています。
入札(Bid For Success):RLSA の対象になるリストについては、見込み顧客である可能性が高いことから、入札を引き上げることを推奨しています。また、一般によく言われるように意味の広いキーワードやマッチタイプを広げて入札することも勧めています。
今回のベストプラクティス資料は先日の自動入札資料に比べて非常にシンプルな作りになっています。正直「もっといろいろやってます」という感想を持つアドワーズ関係者も多いのではないでしょうか。RLSA の応用にはアイデアと戦略が必要なため、どうしても最大公約数的な資料になってしまうのは否めないかもしれません。
元記事:GoogleがRLSA(検索広告向けリマーケティング)のベストプラクティス資料を公開 ~ admarketech.