運用型広告最適化事例紹介: インターグ株式会社
代理店価値を高めてくれる唯一無二のパートナー
アタラの評価ポイント
・Facebook広告の相談で「ピン」と来たのがアタラ
・管理画面を飛び越えて、事業の成長をサポート
広告代理店がクライアントと向き合うための指針をアドバイス
・言いにくいことも指摘してくれるから信頼できる
・包括的なアドバイスと専門的ナレッジに期待
※この記事は、2019年12月に公開されました。
インターグ株式会社
取締役 重栖祥吾様
インターグ株式会社https://interg.co.jp/
運用型広告代行と自社メディアのアフィリエイトモデルという2つの事業の柱を持つインターグ株式会社。Facebook広告を中心とする運用型広告の強化にともない、2019年よりアタラの運用型広告最適化を導入していただいています。同社取締役である重栖様に、アタラのマーケティングチームが実際のお声を伺いました。
■Facebook広告の相談で「ピン」と来たのがアタラ
―まずは、貴社の事業内容を教えて下さい。
重栖:インターグ株式会社取締役の重栖です。弊社は主に2つの事業を行っており、1つ目は運用型広告の代行運用事業で、主にGoogle広告やYahoo!プロモーション広告、最近ではアタラの中川さんに教えていただきながらFacebook広告も始めています。2つ目は自社でメディアを持って集客し、クライアントに送客した分の成果報酬をいただくアフィリエイトモデル事業です。そのほか、規模自体は大きくありませんが、ランディングページの改善提案や検索連動型広告以外の集客方法のご提案なども行っています。
インターグ株式会社取締役の重栖様
―ウェブにおける集客を、一気通貫でサービス化されている印象を持ちました。
重栖:一気通貫を目指して現在事業拡大中です。2017年6月に設立し、2019年2月頃までは3~4名規模で運営していたのですが、現在(2019年10月時点)社員数は11名まで成長しました。
―2019年に入って、社員数が倍以上に伸びていますね。
重栖:弊社創業のきっかけは、とある医療系クライアントのインハウス代理店として弊社の前身となる企業が立ち上がったことでした。その企業では、脱毛クリニックの比較サイトなどを制作していました。そのうちメディアが大きくなり、メディア自体で収益が上がるようになったため、インターグ株式会社を設立。メンバーも大幅増員し、現在は比較メディアを強化して他のクライアント様への送客を強めたり、横展開して求人系メディアを作ったりしています。
―アタラをお知りになったきっかけはどういったものだったのでしょうか?
重栖:私は前職で大手プラットフォームにて広告営業や広告主を獲得するためのマーケティングに携わっていたのですが、その際に御社とお仕事をしたことがありました。アタラさん自体はお仕事をする前から、Unyoo.jpを読んでいたため存じており、極端な言い方ですが「個人事業主の集まり」というイメージを持っていました。
改めてお仕事でご一緒した際に中川さんを紹介していただいたところ、Facebook広告を中心に色々なコツを教えていただき、すごく頼りになるなと感じていたのです。今回、弊社でもFacebook広告の運用を強化することになった際、中川さんを思い出し、ピンと来てお問い合わせをさせていただきました。
―Facebook広告の強化にあたり、アタラを思い出してくださったと。
重栖:そうですね。Facebook広告がきっかけではありますが、運用型広告全般に精通していらっしゃるイメージがあったため、他媒体も含めて包括的にご相談させていただきたいと考えていました。
―お問い合わせいただく際、他社様との比較検討はされたのでしょうか?
重栖:運用型広告まわりのご相談という意味では、アタラさん以外にはご連絡しませんでした。
―アタラにお問い合わせいただいたのが2019年6月でした。このタイミングでFacebook広告を強化しようと思われたきっかけは何だったのでしょうか。
重栖:タイミングはたまたまですが、弊社の比較メディアは検索周りが強く、Twitter広告では順調に獲得できていたのですが、Facebook広告は弱いという課題がずっとありました。現在は、Facebook広告が中心となっていますが、Google広告やYahoo!プロモーション広告といった運用型広告全般の強化のための相談をさせていただいています。
■管理画面を飛び越えて、事業の成長をサポート
広告代理店がクライアントと向き合うための指針をアドバイス
――現在は、担当コンサルタントの中川が、隔週で貴社に伺っていると聞いています。定例会はどのように進めていらっしゃるのでしょうか?
重栖:基本的には事前に管理画面の状況を見ていただき、それをもとにネクストアクションについて打ち合わせをしています。最近は管理画面の外の部分、つまり弊社が広告代理店としてクライアントとどう向き合っていくべきか、という部分でも相談させていただいています。
定例会では、裏表なく事業成長のためのアドバイスを実施。裏表なく指摘してくれるから、信頼して相談しやすい関係性だという。
―御社がクライアントと向き合うための相談とは、具体的にどのようなことでしょうか?
重栖:ある美容外科クリニックのケースで、管理画面のコンバージョンベースのKPIでは、どうしてもビジネスの拡大に繋がりませんでした。確認してみると、商材名系のキーワードと指名系のキーワードがあった場合、自然検索も含め、結構な確率で商材名系のキーワードをクリックした後に指名系のキーワードに遷移していることがわかりました。Google広告のアトリビューションモデルを線形モデルに設定していたため、キーワードが分散してしまっていて、ファーストタッチの商材名系キーワードの価値が測られていなかったのです。
そのあたりを中川さんに診断していただき、クライアント様に提案する際は、ビジネスを拡大するためには、ファーストタッチである商材名系のキーワードの貢献度を評価し、整理して伝えていったほうが良いというアドバイスをいただきました。くだんのクライアント様に提案したところ、納得感を持っていただくことができ、ご予算の増額にも繋がりそうです。
―管理画面上の目標達成ノウハウだけでなく、分析にまで踏み込んで壁打ちをさせていただいていると。御社のビジネスにアタラが貢献できているようで、非常に嬉しく思います。
■言いにくいことも指摘してくれるから信頼できる
―実際に共にお仕事をさせていただくことになり、アタラにどのような印象をお持ちですか。
重栖:とにかく、何でも相談しやすいという印象があります。弊社が広告代理店だという立場を理解した上で、「クライアント様にはこういう提案をしたほうが良い」というアドバイスをいただいています。時には、言いにくいと思われることであっても弊社の事業成長を考慮して指摘していただくこともあります。裏表なく寄り添っていただいているんだなと感じています。
―運用型広告の改善に関してはいかがでしょうか?
重栖:Facebook広告はかなり改善しました。ちょうどアタラさんにご相談し始めた直後は弊社のFacebook広告の収益がかなり落ち込んでいましたが、2~3ヶ月経った頃から一気に改善していきました。短期的に効果が出なくても「これは絶対にやっておいたほうが良い」ということもアドバイスいただいているので、長期的に見て今後も効果改善は続くのではないかなと考えています。また、各プラットフォームの最新情報や、クライアント情報は伏せた上で、他社事例なども積極的に共有してくださっている印象を持っています。
―弊社ではUnyoo.jpという広告運用やマーケティングのための情報サイトを運営しており、Unyoo.jpの取材を通して、業界の最新情報をキャッチアップできる環境が整っていると思います。そこで得た情報は、積極的にクライアント様にご共有するよう心がけています。
■包括的なアドバイスと専門的ナレッジに期待
―現在効果を実感していただけているということでしたが、今後アタラに期待することはありますか。
重栖:管理画面のいち機能を説明していただくのではなく、これまで通り、クライアント様もしくは弊社のメディアを見ていただき、包括的にどういったことをしていったら良いのかをアドバイスいただきたいなと思っています。包括的にというとすごく広いのですが、例えば「分析にもっと人を割いたほうが良い」などのリソース配分、どういうツールを導入したら良いかなど、広告ビジネスのあらゆる点で相談したいですね。
また、Facebook広告を一緒に見ていただいていて痛感するのですが、弊社単体では、どれだけ頑張って情報収集したとしても、細かなアップデートやすべての機能を知り尽くすことは難しいです。今後もそういった部分でコツやポイントを引き続き教えていただけると非常にありがたいなと思っています。
そして、現在弊社の中で広告レポートを整備しようという動きがあり、どのように可視化するかを常に試行錯誤しているタイミングです。アタラさんはダッシュボードや可視化領域にも知見があると思いますので、そういった点でもアドバイスいただきたいですね。
―弊社には、運用型広告、ダッシュボード構築などさまざまな分野に特化しているメンバーがおりますので、引き続きご相談いただければと思います。本日は貴重なお話をありがとうございました。
※本記事の内容、所属等は公開日時点のものです。